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開かれたノートパソコン

「モノ」としての優位性が生きるダイレクトメール

現在、ビジネスの世界では日常的な事務連絡等はほとんどが電子メールのやり取りによって行われており、郵便を利用する機会はどんどん減少しています。ただ、役員の就退任やオフィス移転のお知らせ等に関わるあいさつ文などは引き続き郵便によって行われるのが一般的です。 そしてもう1つ、昔と変わらず郵便が利用されているものがあります。それがダイレクトメールです。 ダイレクトメールのメリットは、何と言っても物理的に相手の許へ届くということで、視認性を高めることができるという点にあります。これが電子メールだとメールソフトの中の膨大なデータの1つとして見過ごされてしまうおそれがあります。場合によってはスパムメールと見なされて自動的に削除されてしまうこともあります。 このメリットがある限り、ダイレクトメールの需要は今後ともなくならないものと予測されます。

発送業務の手間をアウトソーシングで効率化

ただ注意が必要なのは、発送手続きの簡単さという点に限っていえば明らかに電子メールの方が優れているということです。電子メールであればわずか数ステップの操作でまったく同じ内容のメールを瞬時に何十件、何百件と送信することが可能です。これに対してダイレクトメールは封筒と送付物の準備から始まり、あて名ラベルの作成、封入、郵便局または配送業者への持ち込みとかなりの手間をかけなくてはなりません。 そのため、近年では専門のサービス事業者に委託して、ダイレクトメールの発送を代行してもらう企業が増えてきています。こうした代行業者であれば、送付物とあて先リストを渡すだけで上に述べたような一連の業務をすべて代行します。また、印刷業者が発送代行を手がけているケースもあり、この場合は送付物や専用封筒の作成も含めてダイレクトメール業務全体を丸ごと委託することも可能です。